Vimperator

options

Vimperatorは多くの内部変数とスイッチによって、特殊な効果を得ることができます。
オプションには5つの型があります。

boolean onまたはoff
number 整数値
string 文字列
charlist stringに似ているが独自のもの
stringlist カンマで区切られた文字列のリスト

オプション設定

E764 set-option

:set :se

:se[t]
デフォルトではない値に設定されているオプションを表示します。

:se[t] all
すべてのオプションを表示します。

:se[t] {option}?
{option}の値を表示します。

:se[t] {option}
Toggle option: オプションの切り替え、設定、スイッチを入れます。

Number option: 値を表示します。
String option: を表示します。

:set-default

:se[t] {option}&
オプションをデフォルト値にリセットします。

:se[t] all&
すべてのオプションをデフォルト値にリセットします。

:set-args E487 E521

:se[t] {option}={value}

文字列または数値オプションを{value}にセットします。
数値オプションでは、値は十進法で与える必要があります。<Tab>をタイプすることで以前の値が挿入されます。

:set+=

:se[t] {option}+={value}

{value}に数値オプションを加算します。または{value}を文字列オプションに加えます。
オプションがカンマ区切りのリストである場合、値が空であるときを除いて、カンマが付加されます。
オプションがフラグのリストである場合、余計なフラグは削除されます。
付加されるフラグがすでに存在している場合、オプションの値は変わりません。

:set^=

:se[t] {option}^={value}

{value}を数値オプションに乗算します。または{value}を文字列オプションに加えます。
オプションがカンマ区切りのリストである場合、値が空であるときを除いて、カンマが付加されます。

:set-=

:se[t] {option}-={value}

数値オプションから{value}を減算します。または文字列オプションから、もし存在するのなら、{value}を削除します。 {value}が文字列オプションに存在しない場合でも、エラーや警告はありません。
オプションがカンマ区切りのリストである場合、値が空になったときを除き、カンマは削除されます。
オプションがフラグのリストである場合、{value}はオプションにある通り正確でなければなりません。問題を避けるため、ひとつずつフラグを削除します。

Firefoxのオプション設定

firefox-options

FirefoxのほとんどのオプションはVimperatorによって干渉されることはありません。プレファレンスを設定するには下記のコマンドを使います。

:prefs :preferences

:pref[erences]

ブラウザのプリファレンス(オプション)を表示します。ブラウザの設定をダイアログ画面で変更することができます。
しかしながら、すべてのプリファレンスが機能しないということを念頭に入れておいてください。VimperatorがいくつかのFirefoxのキーバインドに優先し、またGUIに変更を加えているからです。

:prefs! :preferences!

:pref[erences]!

カレント・タブにて、Firefoxの詳細な設定ができるabout:configを開きます。

オプション・リスト

list-options

'act' 'activate'

'activate' 'act'
stringlist (デフォルト: "homepage,quickmark,tabopen,paste")

タブが自動的にアクティブになった時の定義。利用可能なアイテム:

homepage gH マッピング
quickmark gogn マッピング
tabopen :tabopen[!] コマンド
paste PgP マッピング

'cpt' 'complete'

'complete' 'cpt'
charlist (デフォルト: sfbh)

:[tab]open コマンドの際に利用することができる補完アイテム:

s サーチ・エンジンとURL
f ローカル・ファイル
b ブックマーク
h 履歴
g Googleサジェスチョン

補完アイテムの順序は影響します。:set complete=bs で最初にブックマークを、次に利用可能なサーチ・エンジンを候補にあげます。すべての補完候補をソートしたい場合には、'wildoptions' オプションで"sort"を加えてください。

'ds' 'defsearch'

'defsearch' 'ds'
string (デフォルト: "google")

デフォルトのサーチ・エンジンを設定します。 設定されたサーチ・エンジンは、:[tab]open [arg] コマンドを行った場合に[arg]がURLや特定のサーチ・エンジン/キーワードに似ていない場合に機能します。

'editor'

'editor'
string (デフォルト: "gvim -f")

外部テキスト・エディタを設定します。INSERTモードとTEXTEREAモードで<C-i>を押すとエディタが起動します。
注意:引数-fのないgvimのような、プロセスを分岐するエディタの場合、Vimperatorは正確に動作しません。

'eht' 'extendedhinttags'

'extendedhinttags' 'eht'
string

(デフォルト: //*[@onclick or @onmouseover or @onmousedown or @onmouseup or @oncommand or @class='lk' or @class='s'] | //input[not(@type='hidden')] | //a | //area | //iframe | //textarea | //button | //select | //xhtml:*[@onclick or @onmouseover or @onmousedown or @onmouseup or @oncommand or @class='lk' or @class='s'] | //xhtml:input[not(@type='hidden')] | //xhtml:a | //xhtml:area | //xhtml:iframe | //xhtml:textarea | //xhtml:button | //xhtml:select)

;でアクティブになるヒント要素のXパス文字列。

'fhs' 'focusedhintstyle'

'focusedhintstyle' 'fhs'
string

(デフォルト: z-index:5000; font-family:monospace; font-size:12px; color:ButtonText; background-color:ButtonShadow; border-color:ButtonShadow; border-width:1px; border-style:solid; padding:0px 1px 0px 1px; position:absolute;)

フォーカスされるヒントのCSS指定。

'nofs' 'nofullscreen' 'fs' 'fullscreen'

'fullscreen' 'fs'
boolean (デフォルト off)

カレント・ウィンドウをフルスクリーンで表示します。ステータスラインのようなGUI要素も隠します。

'go' 'guioptions'

'guioptions' 'go'
charlist (デフォルト: "")

メニューやツール・バーなどのGUI要素の表示/非表示。下記の文字に対応。

m メニューバー
T ツールバー
b ブックマーク・ツールバー

また、:set showtabline=0 でタブを非表示にすることもできます。

'hto' 'hinttimeout'

'hinttimeout' 'hto'
number (デフォルト 0)

数字によるヒントが単一ではない場合、'hinttimeout'ミリ秒後に自動的にたどります。'0'(デフォルト値)に設定すると、<Return>が押されたとき、もしくはヒントが単一だったときにだけ、数字ヒントをたどります。

'ht' 'hinttags'

'hinttags' 'ht'
string

(デフォルト: //*[@onclick or @onmouseover or @onmousedown or @onmouseup or @oncommand or @class='lk' or @class='s'] | //input[not(@type='hidden')] | //a | //area | //iframe | //textarea | //button | //select | //xhtml:*[@onclick or @onmouseover or @onmousedown or @onmouseup or @oncommand or @class='lk' or @class='s'] | //xhtml:input[not(@type='hidden')] | //xhtml:a | //xhtml:area | //xhtml:iframe | //xhtml:textarea | //xhtml:button | //xhtml:select)

'f' または 'F'でアクティブになるヒント要素のXパス。

'hi' 'history'

'history' 'hi'
number (デフォルト: 500)

Exコマンドと検索パターン履歴の記録数。

'nohls' 'nohlsearch' 'hls' 'hlsearch'

'hlsearch' 'hls'
boolean (デフォルト off)

前回の検索マッチ箇所をハイライトする。

'hlss' 'hlsearchstyle'

'hlsearchstyle' 'hlss'

string (デフォルト: color: black; background-color: yellow; padding: 0; display: inline;)

検索結果でハイライトされる要素のCSS指定。

'noic' 'noignorecase' 'ic' 'ignorecase'

'ignorecase' 'ic'
boolean (デフォルト on)

検索時のIgnorecase機能。
(検索時に大文字と小文字の区別を無視します)

'nois' 'noincsearch' 'is' 'incsearch'

'incsearch' 'is'
boolean (デフォルト on)

入力時にマッチした検索パターンを表示する(インクリメンタル・サーチ)。
注意:今のところ、インクリメンタル・サーチは前方一致にだけ対応しています。

'noim' 'noinsertmode' 'im' 'insertmode'

'insertmode' 'im'
boolean (デフォルト on)

テキスト・エリアで挿入モードをデフォルトとして使います。いわば、テキスト・エリアでのデフォルト・モードが挿入モードであるかのようにVimperatorを動かします。
Firefoxの標準的なテキスト・エリアのインターフェースを残して、Vimperatorをモードレス・エディタのように使いたい場合に便利です。

'ls' 'laststatus'

'laststatus' 'ls'
number (デフォルト 2)

ウィンドウがどんなときにステータス・ラインを表示するのかを定義する。値は下記の通り。

0 表示しない。
1 複数のウィンドウが立ち上がった場合に表示する。
2 常に表示する。
注記:
laststatus=1 はまだ実装されていません。

'nolks' 'nolinksearch' 'lks' 'linksearch'

'linksearch' 'lks'
boolean (デフォルト off)

ハイパーリンク・テキストへの検索を制限します。(X)HTMLの"href"属性とXLinkの"simple"タイプが含まれます。 

'nomore' 'more'

'more'
boolean (デフォルト on)

複数のリストが候補にあげられた場合、メッセージ・ウィンドウを一時休止します。

'nextpattern'

'nextpattern'
stringlist (デフォルト: \bnext,^>$,^(>>|»)$,^(>|»),(>|»)$)

続きのあるドキュメントで「次」のページを見つけるのに使われるパターンです。
それぞれのパターンは順番に、ページ内のすべてのリンクに対応します。最初にマッチしたリンクが次のページへのリンクとして利用されます。
ここで使用されるパターンは、大文字小文字を区別しない(case insensitive)正規表現です。

'pageinfo' 'pa'

'pageinfo' 'pa'
charlist (デフォルト: gfm)

:pa[geinfo] の対象となる情報。下記のアイテムを利用できます。

contains behavior
g ジェネラル・インフォ
f フィード
m メタ・タグ

並び順は反映されます。

'pps' 'popups'

'popups' 'pps'
number (デフォルト 1)

ポップアップ・ウィンドウを表示する場所を定義します。リンクをミドル・クリックして開かれたウィンドウには適応されません。この場合は常に新しいタブで表示されます。利用できる値は下記の通りです。

0 強制的に新しいタブで開く(注意: ウェブ・サイトによっては正常に動かなくなります!)。
1 常に新しいタブで開く。
2 サイズ指定してある場合に新しいウィンドウで開く(デフォルトはFirefox側の指定です)。
3 常に新しいウィンドウで開く。
注記:いずれにしてもこのオプションはFirefoxのポップアップ・ブロック機能を変更することはありません。

'preload'

'preload'
boolean (デフォルト on)

履歴とブックマークの最初の補完をスピード・アップ。

履歴情報が多い場合は、履歴へのアクセスがきわめて遅くなります。
Vimperatorはキャッシュを保持するので、以降のアクセスを劇的に速くします。
初回のアクセスをもスピード・アップさせるには、このオプションを設定すると(推奨)、起動時にキャッシュされます。

'previouspattern'

'previouspattern'
stringlist (デフォルト: \bprev|previous\b,^<$,^(<<|«)$,^(<|«),(<|«)$)

続きのあるドキュメントで「前」のページを見つけるのに使われるパターンです。
それぞれのパターンは順番に、ページ内のすべてのリンクに対応します。最初にマッチしたリンクが前のページへのリンクとして利用されます。
ここで使用されるパターンは、大文字小文字を区別しない(case insensitive)正規表現です。

'scr' 'scroll'

'scroll' 'scr'
number (デフォルト 0)

C-u と C-d コマンドでスクロールする行の数です。デフォルトではウィンドウ・サイズの半分までスクロールします。<C-u> と <C-d>を{数字}で指定して実行すると、'scroll'値として利用されます。
また、カレント・コマンドにも使われます。コマンド :set scroll=0 は、値をウィンドウの高さの半分にリセットします。

'nosmd' 'noshowmode' 'smd' 'showmode'

'showmode' 'smd'
boolean (デフォルト on)

コマンドラインにカレント・モードを表示する。

'ssli' 'showstatuslinks'

'showstatuslinks' 'ssli'
number (デフォルト 1)

カーソルの下にあるリンクの行き先をステータス・バーに表示します。<Tab>のように、キーボードによるコマンドでフォーカスされたリンクも表示します。利用できる値は下記の通りです。

0 リンク先を表示しない。
1 ステータス・バーにリンク先を表示する。
2 コマンド・ラインにリンク先を表示する。

'stal' 'showtabline'

'showtabline' 'stal'
number (デフォルト 2)

ウェブ・ページを開いたとのタブ・バーの表示をコントロールします。利用できる値は下記の通りです。

0 常にタブ・バーを表示しない。
1 複数のタブが開かれたときにだけタブ・バーを表示する。
2 常にタブ・バーを表示する。

'noscs' 'nosmartcase' 'scs' 'smartcase'

'smartcase' 'scs'
boolean (デフォルト on)

検索する対象にアルファベットの大文字が含まれていた場合、'ignorecase'オプションを無効にします。このオプションは'ignorecase'が設定されている場合に限り使うことができます。

'titlestring'

'titlestring'
string (デフォルト: "Vimperator")

ブラウザ・ウィンドウのタイトルを変更します。
Vimperatorはタイトルを、"ウェブ・ページのタイトル - Mozilla Firefox" から "ウェブ・ページのタイトル - Vimperator" に変更しています。好みに合わないようでしたら、 :set titlestring=Mozilla Firefox で元に戻ります。

'noum' 'nousermode' 'um' 'usermode'

'usermode' 'um'
boolean (デフォルト off)

現在表示しているウェブサイトに対して、最小限のCSSを適用することでアクセサビリティを高めます。
注記: 今のところこれはローカルなオプションです。将来的にはグローバルな役割と :setlolal での役割に分ける予定です。

'verbose', 'vbs'

'verbose' 'vbs'
number (デフォルト 0)

どのタイプのメッセージを記録するのか定義します。値が0より大きな場合、Vimperatorは現在の実行されている動作についてのメッセージを示します。コマンド :javascript! で表示されるエラー・コンソールに出力されます。最大値9でもっとも込み入った表示になります。

注記:
現在は機能していません。

'novb' 'novisualbell' 'vb' 'visualbell'

'visualbell' 'vb'
boolean (デフォルト off)

ビープ音による警告の代わりにヴィジュアル・ベルを使用します。今のところ両方をオフにすることはできませんが、改善される予定です。

'wim' 'wildmode'

'wildmode' 'wim'
stringlist (デフォルト: "list:full")

コマンド・ラインでの補完機能を定義します。コンマ区切りのパーツのリストです。それぞれのパーツが、連続して使われる各補完キーの機能を指定します。1番目のパーツは1回目の補完キーの振る舞いを指定し、2番目のパーツは2回目の機能を指定する、など。

各パーツで利用できる値は下記の通りです。

'' 1番目のマッチだけ補完します。
'full' 次のマッチのすべてを補完します。最後までいったら、オリジナルの文字列が使われます。
'longest' 複数のマッチがあった場合、すべてのマッチをリスト表示します。
'list' 複数のマッチがあった場合、すべてのマッチをリスト表示して、1番目のマッチを補完します。
'list:full' 複数のマッチがあった場合、すべてのマッチをリスト表示して、1番長い文字列まで補完します。マッチが1つだけだった場合、状況に関係なくすべて補完します。
'list:longest' 複数のマッチがあった場合、すべてのマッチをリスト表示して、1番長い文字列まで補完します。マッチが1つだけだった場合、状況に関係なくすべて補完します。

'wop' 'wildoptions'

'wildoptions' 'wop'
stringlist (デフォルト: "")

コマンド・ラインでの補完動作を変更するワードのリストです。
今のところ、使えるのは1つのワードだけです。

sort sort 常に保管リストをソートします。 これは'complete'オプションより優先します。